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今回は経営者様の取材写真です。

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一級建築士事務所 マヂス設計工房 所長 長谷川 幸生様 です。

一級建築士として、主に個人住宅などの設計監理を行っています。
また、多治見修道院など、多治見市内の文化的価値の高い建築物の調査などもされています。
「団地では同世代の方ばかりが住んでいますね。同世代なので、考え方もほぼ同じです。様々な年代が住み、ミックスした環境があることで多様性が生まれ、豊かな社会になると思いますけどね。」と、建築家だからこその視点で話が始まりました。

新興住宅地は建物の形が一緒ですよね。だから、建物の印象が残らないです。
道案内の時も「建物の形」ではなく、「何番目の家」と言う言い方をしないと判らないですからね。
なぜそうなっているのか?それは、住む人だけの問題ではなく、建てる側の問題でもあります。
それは、家を建てるのに職人技(大工・左官・宮大工など)が必要なくなっているという事です。確かに、特別な技術が必要ないことで建物を造るのは便利で早くなりました。
しかし、今あるもの(住宅)は勿論、文化財など、重要な建物も直せなくなってきています。
実際に、文化財を修復するのに、遠くから大工を連れてくるといった事も起きています。それは、結果的に作業する人が限定され、高コストになるという事です。

現在を生きる建築家として出来ること、それは、少しでも伝統技術を多く使う設計にしたいという事です。
実際に伝統技術を使うことで、コストアップするのでは?と思われるのですが、トータルで考えるとそんなことは無い筈です。例えば、無垢材は長期使用に耐えられるように自分自身で変色していきます。逆に、一度塗装すると10年後には再び塗らないといけないですね。

特に個人住宅を造るときに感じるのは、その家族が新しく建てる家にどのような想いを持っているのか?どのような暮らしをしていきたいのかをしっかりと決めることで、初めて家が建てられるということ。ここが決まらない場合は、設計を辞退することもあります。その様な場合でも、改めて家族で決められて再びお願いして頂く事が多いですね。このときは設計者冥利に尽きますね。

最後に、これからの目標を伺うと、「この社会に自分の居た証をどこかに残したいですね」と、私から見ると既に多くの建物を建てられて、十分に証が残っているように感じますが。
誰から見ても形が残る建築家の仕事は改めて素敵だと思いました。

写真は、工房内にて。
「昔は設計した家の模型を作ったりしていたけど、最近は時間がなくてね。コンピュータ化されて時間が有るはずなのにね」と、設計のお話をさせて頂きながら、撮影をさせていただきました。
長時間にわたり、取材をさせていただき、ありがとうございました。

名 称 : 一級建築士事務所 マヂス設計工房
所在地 : 多治見市広小路4-39
URL : http://www.magis1985.com/
E-mail : info@magis1985.com
連絡先 : 0572-22-2493

使用機材: Nikon D4 24-70mm f2.8
パーミル フォトオフィス 写真家の林政司でした。
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by permill_keiei | 2017-07-25 19:12