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永冶建築研究所 様 (多治見市)

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永冶建築研究所 建築家 永冶 祐太 様です。

商業施設、福祉施設、リノベーション等の設計監理のほか、主に住宅の設計監理を行っています。
陶器二三雄建築研究所 勤務を経て、2013年 永冶建築研究所を設立されました。

「陶器二三雄研究所での勤務当初は、森鷗外記念館(東京都文京区)のコンペティションに取り組み始めたところでした。ここで、様々な業務に関わらせて頂いたことが、大きな経験になっていますね。」と、振り返りました。
建築コンセプトは『時が経つとともに深みを帯び、人と場に繋がる。』
「お施主様との対話と現場を重視しています。その土地の風景や歴史など、実際に現地を街歩きしたり、図書館などで資料に目を通す事もあります。それを基にしてコンセプトや図面を作りますが、模型を作りお施主様にも見て頂きます。形として具体的に伝えることで、建物を造っていくプロセスも一緒に楽しんでもらえたら嬉しいですね。」
「私自身にとっても、模型づくりは大切な業務の一つ。設計に於いて光や影の状態やプロポーションを見るためには欠かせないものです。図面だけではなく、実際に使用するマテリアルを見たり、触ったりしながら設計することでの発見も多いですね。」

 今年2月に『日本建築学会 東海賞』を受賞されました。(中山道 白雨の家)
「敷地は歴史的な場所ですが、周辺の住宅によって均質な雰囲気を感じました。その中に『むら』のある空間をうみ出したいと考えました。」
現地では、歌川広重が描いた『雨の中津川』の雨空の湿度感を感じたという永冶様。
外壁の『墨入りモルタル掻き落とし仕上げ』にこだわり、景観に馴染ませました。
「専門家の多数の意見が聞けたことはとても有意義でした。年齢制限のある賞なので、受賞出来て良かったと思います。」

 今後の抱負として、「最近は多治見市内にも空き家が目立ってきました。ここをリノベーションして、点ではなく面的にこの地に貢献したいし、更にこの中で、多治見・東濃の重要なマテリアル(タイル・東濃桧など)を生かしたものが出来たらと思っています。それによって、人と街が繋がりあえるといいなと思います。」
「このプロジェクト実施の際は、お施主様と住民・友人などが作るプロセスも共有できると『いい思い出』になりますね。」
と、ご自身の業務でもされていることを生かして皆さんが繋がることを願っているそうです。

写真は多治見市内の事務所にて。2018年度(第33回)日本建築学会東海賞 の受賞盾とともに。
この他にも、所内には設計時の模型や本が所狭しと飾られていました。
「本はまだ全体の4分の1程度しかここには持ってきていません。本当は全部持ってきたいですけどね。」と、お忙しいご様子ですね。

長時間にわたり、ありがとうございました。


名 称 : 永冶建築研究所
所在地 : 多治見市新町1-23 多治見市産業文化センター2F
URL : https://www.yn-a.com
E-Mai  : nagaya@yn-a.com

使用機材: Nikon D4 24-70mm f2.8
パーミル フォトオフィス 写真家の林政司でした。
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by permill_keiei | 2019-05-25 19:00